COLUM買取コラム
当店の日常から、買取の秘訣までお伝えします。
買取品目のご案内や買取商品のご紹介など、様々な情報をお伝えします。
どんなものが買取品の対象となるのか、不用なものが出てきたけど売れるの?
といった疑問に対する答えやヒント、高く売るためのコツ、
処分・整理するためのお役立ち情報などもお伝えしています。
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岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、静岡県にお住まい、お勤めの皆さま、こんにちは!
カラフルタウン岐阜店のブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
さて早速ですが、
大吉カラフルタウン岐阜店 お買取商品ご紹介、 今回はこちら!
赤珊瑚の指輪をお買取りしました。
我々、日本人にとって馴染みのある珊瑚のアクセサリーです。
古くから歌曲やおとぎ話などにも登場したり、美術やインテリアのデザインモチーフ、
ジュエリーとして身に着けるなど、さまざまな利用法があります。
珊瑚はダイヤモンドやルビー エメラルドとは違い、鉱物ではありません。
ざっくりいうと生き物、動物です。
珊瑚にはジュエリーに使われるもの、そうでないものもあります。
ジュエリーに使われる宝石珊瑚の歴史は古く、
紀元前にまでさかのぼると言われています。
珊瑚は地中海に生育していたため、沿岸に流れついたもの、
海の中で採取されたものを宝飾品や祭祀の神具・護符として活用していました。
貨幣の替わりにも使われ、広く交易の対象にもなっていたようです。
また、ギリシャ神話に登場したり、ヨーロッパからシルクロードを通って、
ペルシャ、中国と辿るなかで、その過程においては仏教にも珊瑚が取り入れられ、
七宝の一つに数え上げられるようになりました。
日本に伝わったのは、8世紀頃と言われています。
奈良時代の日本でも伝わるやいなやすぐに珍重されていました。
地中海に面した珊瑚の名産地を擁するイタリアでは、
乱獲によって珊瑚は既に絶滅に近い状態に陥っていました。
なぜなら珊瑚の生育域や、生育スピードの遅さがネックとなっていたからです。
ところが、日本近海にも珊瑚が生育していることが判明すると、
明治に入り日本国内でも珊瑚漁が始まります。
ただし、地中海域で採れる珊瑚は濃い赤みを帯びているもので、
日本産は淡いピンク色のものが目立ちました。
日本では赤い珊瑚が貴重とされていたため、日本産の珊瑚をボケと呼ぶなど、
ぞんざいな扱いを受けていました。
対して、ヨーロッパの商人たちは、むしろ日本産珊瑚を「エンジェルスキン(天使の肌)」と呼び、その優しいピンクに魅了されていきます。
同時にヨーロッパ産の珊瑚が枯渇していたこともあり、
日本は珊瑚を活発に輸出することとなりました。
当時の日本人はそんなヨーロッパの事情を知る由もなく、
外国商人たちに日本産珊瑚を買い叩かれていたこともあったのだとか。
日本産の珊瑚が「ボケ」と呼ばれていたのには諸説ありますが、
外国商人たちが「色がぼけてつまらない」と交渉文句に使ったことに
端を発しているとかいないとか。
現代においては多くの宝石がジュエリー産業で使われています。
ダイヤモンドやルビーにサファイヤ、エメラルド、
歴史の浅いパライバトルマリンやタンザナイトなど多種多様のものが楽しめます。
そして珊瑚も変わらず貴重な石として重宝されています。
日本では珊瑚を3月の誕生石に制定しています。
ヨーロッパでも結婚周年祝いの35周年は、珊瑚婚式と呼んでいるそうです。
このように珊瑚は私たちにとって特別な存在と言えます。
先述の珊瑚の生育域は限られているという話の続きになりますが、
日本では、高知の土佐沖、小笠原列島、五島列島、奄美、
沖縄の近海で珊瑚が採取されます。
近場には台湾なども採取が確認されているようです。
特に土佐沖では大振りの珊瑚が打ちあがることで有名で、
置物などにも用いられてきたとか。
状態が良いことなど、原木のまま輸出することもあったようです。
高知県では江戸時代に珊瑚漁が始まっており、
国内でもとても長い歴史がある珊瑚の産地です。
日本産の珊瑚は淡いピンクや白など、優しくやわらかな色味の珊瑚が採取されます。
原木が大きいことも特徴の一つです。
赤珊瑚と呼ばれる赤みの強く濃い珊瑚も採取され、そちらは、
「フ」と呼ばれる白っぽい筋を持ち、これもまた日本産の赤珊瑚の特徴の一つです。
地中海産の赤珊瑚には見られないため、産地を判別するのに用いられます。
水深100m~300mと深い海底に生育していることもあり、
そこから引き揚げて採取する必要があります。
イタリア、スペイン、ギリシャなど地中海も産地として有名です。
乱獲が続きましたが、いまだ採取されています。
地中海産は赤い珊瑚が主流で、日本で採れる赤珊瑚と区別され、
紅珊瑚と呼ばれることが一般的です。
珊瑚の中では高グレードの良質なものとされるケースが多いですが、
大きいものがあまり産出されないので、
ジュエリーというよりビーズなどの装飾品で用いられることもあるそうです。
日本産の珊瑚に比べ、水深50m~200mに生育しているとのことです。
ハワイ・ミッドウェー島沖でも珊瑚の採取は確認されています。
白珊瑚と呼ばれる、淡いピンクやベージュのものがよく見られます。
「ミッド珊瑚」という呼び方もあるこちらの珊瑚は、
水深100m~400mと深い場所に生育しているようです。
珊瑚は豊富に産出される資源ではなく、
さらに珊瑚は生育海域が限られ、かつ成長スピードも遅く、
一年で1~0cm程度にしか育たないと言われています。
一方でインドや中国を中心とした宝飾品需要の高まりとともに、
乱獲や密猟問題が浮き彫りになってきました。
現在は宝石珊瑚と呼ばれるアカサンゴ、モモイロサンゴ、シロサンゴ、
ミッドサンゴの四種はワシントン条約によって保護対象と明記され、
国際輸出の際は輸出許可書や原産地証明書等が必要になってきます。
こうした規制は年々厳格になってきており、有限の資源として、
珊瑚を守るための取り組みが世界各地で行われています。
日本でも、珊瑚の保護を考えていく必要があります。
現在は行政から許可を受けた漁船のみ、制限ありで珊瑚漁を行っている状況です。
国内で統一されたルールの制定やサンゴや海を守る方法を考えなければなりません。
禁漁期間や区間など設けても、外国漁船や密猟など対策はまだ十分ではありません。
まだまだ自然環境や資源について課題が山積みの現在。
このような環境の中で使わない物などをリサイクル、リユースといった形で、
もの、ひとをマッチングする架け橋を担っている大吉カラフルタウン岐阜店です。
もし、お使いにならない赤珊瑚の指輪をお持ちの方は
大量買取、高価買取、査定無料の大吉カラフルタウン岐阜店へお気軽にお越しください!
また遠方の方々からも出張買取のご依頼、買取実績もございますのでお気軽にお問い合わせください。
※お車でご来店のお客様にはカラフルタウンの駐車場をご利用ください。
<大吉 カラフルタウン岐阜店>
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住所 : 岐阜県岐阜市柳津町丸野3丁目3番地6号
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